こんにちは、現役ゲームライターのaill(ブログ:シャンデル)です。
本記事は大人気バトルロワイヤルFPSゲーム、『APEX Legends』の初心者や伸び悩んでいる人に向けて、基本的な立ち回りを解説します。
立ち回りにはそれぞれ考え方があり、状況やエイム力、キャラクター性能が影響してくるため、どれが正しいかは一概には言えません。
APEXはFPSゲームなので、エイムが良い人は多少不利な状況でもエイム力のみで覆せる上に、多少無理をした立ち回りをしても勝てる場合が多いです。
ですが、エイムが良くない人がエイムが良い人と同じ立ち回りをしても、絶対に勝てません。
APEXにおける最適な立ち回りとは自分自身のエイム力と選択したキャラクターに合った動きをすることだと思っています。
この記事では、エイムがあまり良くない人がチームに貢献するためにどう動けばいいのか、基本的な立ち回りや考え方について解説していきます。
筆者のエイムは良い時と悪い時の差が激しく、撃ち合いも強くありませんが、ソロダイヤ達成、ダブハン取得の実績があります。
エイムの良くない筆者が普段どのようなことを考え行動しているのかは、エイムの良くない人にとって参考になるはずなので、初心者や上手くなれずに悩んでいる方は最後まで読んでくださると幸いです。
この記事を書いた筆者のAPEX歴
・通算ゲーム数1万試合超え
・S4後半より開始
・S4キルレは驚異の0.2という下手さ
・開始1ヶ月半で2,000ハンマーを取得
・全キャラハンマー所持
・3,000ハンマー複数所持
・4,000ハンマー所持
・S8よりランクを本格的にはじめ、ダイヤ到達
・S9~S12はソロダイヤ
1.APEXの基本の立ち回りとして重要なのは個々の”役割”
APEXは3人1組スリーマンセルのゲームです。
つまり、3人がそれぞれどう動くかが勝敗の鍵となります。
まずは、3人にどのような役割があるのかを知ることからはじめましょう。
APEXでは自分の役割の理解と意識が大事!
APEXの3人の役割は大まかに分け、以下になります。
・前線
タンク役。敵のヘイトを買い、敵の体力を削る。被弾をしつつも死なない立ち回りをすることが求められる。
タンク役。敵のヘイトを買い、敵の体力を削る。被弾をしつつも死なない立ち回りをすることが求められる。
・後衛
前線のカバー役。索敵や防御スキル、中距離武器などで主に前線のサポートを担当する
前線のカバー役。索敵や防御スキル、中距離武器などで主に前線のサポートを担当する
・遊撃
前線と後衛からは通しにくい射線から敵を撃ち、キルに繋げる役。ポジションとして孤立することが多いため、敵全員が向かってくることも想定されるので瞬時に逃げたり、味方の到着まで耐えられるキャラクターが好ましい。一番エイムが良く、うまい人が担当すると良い。
前線と後衛からは通しにくい射線から敵を撃ち、キルに繋げる役。ポジションとして孤立することが多いため、敵全員が向かってくることも想定されるので瞬時に逃げたり、味方の到着まで耐えられるキャラクターが好ましい。一番エイムが良く、うまい人が担当すると良い。
それぞれの立ち位置としては、下記の通りとなります。(状況によりますが、参考までに)
どのポジションが自分にとって向いているかを考えながら、役割を決めましょう。
最初は理想の動きができないのが当たり前なので、自身の役割としてどのように動くべきなのか意識をすることがまずは大事になります。
役割に合ったキャラクター選択も重要
それぞれが任された役割としての動きを遂行するには、レジェンドの能力が重要になってきます。
・前線
レイス、オクタン、ホライゾン、レヴナント
レイス、オクタン、ホライゾン、レヴナント
・後衛
前線と遊撃以外のキャラクター
前線と遊撃以外のキャラクター
・遊撃
レイス、オクタン、パスファインダー、ヴァルキリー
レイス、オクタン、パスファインダー、ヴァルキリー
「この役割は、絶対にこのキャラ!」と決まっている訳ではないですが、アビリティやウルトによってよりやりやすいキャラクターがいるので、参考の1つにしてみてくださいね。
2.APEXは人数有利を作り続けることを常に念頭に置く
APEXは3VS3で戦うため、先に1人をノックダウンさせた部隊の方が圧倒的に有利になります。
どんなに上手な人でも別方向から同時に撃たれたらノックダウンされてしまいますよね。
人数の多さを利用し射線を増やすことで、勝利に近づける可能性が高くなります。
自分がノックダウンしない!射撃時の自身と敵のダメージ量を判断し、次の動きを考える
人数有利を作るためには、自分がノックダウンをしないように動く必要があります。
前に出てヘイトを買って、敵を撃った際、次の動きの判断のポイントは2つです。
このどちらかが当てはまった際、すぐに後ろに引き、被弾しない場所に退避しましょう。
当てはまらなかった場合は、敵を撃ち続けてダウンを狙っても構いません。
そうならないように気をつけることは、味方の負担を減らすことができます。
味方をノックダウンさせない!カバーを最優先にする動き
人数有利を作るためには、味方をノックダウンさせないように動くのも大事です。
常に味方の位置やHP、状況をミニマップやHP表示で確認しながら立ち回りましょう。
味方が撃ち合いを始め、大きく被弾をした場合は、下記のような味方がノックダウンされないようなサポートを優先します。
1人で1部隊全員倒せるような余程強い人ならどう動いても構いませんが、味方がノックダウンされたことで人数不利となり、結果的に全滅のリスクが高まります。
人数有利を作れたら焦らず、味方と足並みを揃える
「敵が残り1人になった!自分の部隊は2人もいる!後少しだ!」という場面で、負けた記憶は誰もがあるのではないでしょうか。
敵が残り1人になった時点で、恐らく自分たちの体力も相当低い筈です。
味方が体力を回復しているのに、たった1人で残りの敵1人に向かっていくことは折角の人数有利を無駄にする行為です。
更に、自分がノックダウンされたら人数有利でなくなってしまいます。
人数有利を作れていたら、焦らず、味方と一緒に行動をすることを心がけてください。
とはいえ「敵が蘇生をしている」「回復をしている」という場合、焦る気持ちもわかるので味方にピン指し、声がけをして一緒に来て貰えるようにアピールしましょう。
味方が撃ち始めたら自分も撃つ、自分が撃ち始めようとしている場面で味方も撃てる状況にいるかを確認しながら人数有利を活かして戦うことを意識してくださいね。
3.インファイトする場所を選んで勝率を上げる
APEXはインファイトする場所を選ぶことも大事な要素です。
インファイトする際は以下のことに気をつけてください。
それぞれ詳しく、解説していきます。
基本的に、遮蔽物がある所から撃つ意識をする
初心者で一番多いのは遮蔽物を意識せずに撃ち合いをはじめることです。
遮蔽物はエイムが良くない人にとって、頼りになるお助けアイテムだと思って下さい。
敵と撃ち合った際、「自分の弾が全く当たらなかった!ヤバい!」と思った際、敵と自分の受けたダメージ量は自分の方が多いとします。
この時、撃ち合い続けたらダメージ量的には自分が先にノックダウンされますが、サッと遮蔽物に隠れることで一旦自分は生き延びることができます。
敵が詰めて来ない場合は遮蔽物の後ろで回復することもでき、遮蔽物によって一旦不利になった状況を立て直すチャンスが生まれるのです。
遮蔽物は基本的に、自分がノックダウンされないように守ってくれる盾のようなものです。
銃を撃つ時は遮蔽物の後ろから顔を出し、被弾をしたら遮蔽物の後ろに隠れるという動作を心がけることでノックダウンされる確率はグッと減り、沢山銃を撃つ機会を得られるので上達も早くなります。
高所は圧倒的に有利!高所を取って戦う
上の位置から下の位置にいる敵を撃つのと、下の位置から上の位置の敵を撃つのとでは難易度が雲泥の差です。
上の位置から敵を見下ろした際は、敵の全身が見えているので撃ちやすいですよね。
下の位置から敵を撃った際は敵の頭だけしか見えておらず、敵が少し後ろに下がったり、しゃがんだだけでも撃てなくなってしまいます。
高所のポジションは
という利点があります。
高所を取ること、自分たちが低所の場合は一旦引くことは常に意識しながら、戦ってみてください。
漁夫対策を意識した行動
「上手く敵の一部隊を倒せたけど、漁夫がすぐに来て全滅してしまった!」
APEXをプレイしていて、よくある状況の1つです。
これは初心者でなくとも、上級者でもよく遭遇する場面です。
漁夫問題は対処がなかなか難しいですが、対策方法は以下の通りです。
1漁夫を警戒し、銃声を鳴らしたら戦いを長引かせない
銃声がすると周囲にいる敵部隊が集まってきます。
銃声を鳴らしたら、だらだらと撃ち合い続けずに、すぐに敵を倒せるように意識をしましょう。
インファイトを短く終えることは、漁夫が来る前に味方を蘇生したり、体力を回復する猶予を与えてくれるため、漁夫によって全滅するリスクを減らすことができます。
2戦い終わったらすぐにデスボックス内のシールドに着替える
銃声によって漁夫が集まってくる可能性があるので、すぐにデスボックスにあるシールドに着替える意識をすることは大事な動作です。
これにより、回復をしている間に撃たれてノックダウンする確率を減らすことができます。
これは応用ですが、自分がシールド満タンの場合は、自分のアーマーを脱いで味方にピンを指し、自分はデスボックスからシールドを抜いて着替えることも大事です。
これにより、味方はデスボックスを漁らずにすぐに着替えることが可能です。
3不利な状況で逃げられそうなら、逃げる判断も大事
自分たちが体力的に不利で、漁夫が近くまで来ているパターンはレジェンドの能力を使って逃げるという判断も悪くありません。
ヴァルキリーをはじめ、アッシュやレイス、オクタンを使用して一旦退避し部隊を立て直すことで不利な状況で負けるというリスクがなくなります。
逃げるキャラクターが居ない場合は、コースティックとワットソンのガスやフェンス、ジブラルタルのドーム、バンガロールのスモーク、シアやブラハで牽制の索敵、クリプトのEMP等で敵が攻めて来にくい状況を作り、その間に回復をして時間を稼ぐのも大事です。
体力差がある不利な状況からインファイトで勝てるのは強い人たちだけなので、まずは不利な状況を作らないという判断をすることが大事です。
不利なポジションにいる場合は存在を明かさない
リングが縮小した際に弱いポジションに居る場合は、好き勝手に撃ち始めるのは控えたほうが賢明です。
弱いポジションとは、下記のような場所です。
弱いポジションに居るのにも関わらず、撃ち始めるのは「僕たち、弱いポジションにいるよ!」と言っているようなもの。
グレネードを投げられたり、複数の部隊から射線を通されたりして全滅する可能性が高いです。
弱いポジションにいる際は撃ちたい気持ちをグッと堪えてヘイトを集めないように静かにしていることで無駄死にを防ぐことができます。
敵部隊が沢山いる場合は、キルログを確認
キルログを見る癖をつけるのは初心者にとって重要です。
目の前で部隊が戦っている際はすぐに戦いを仕掛けにいかず、一度戦況を冷静に観察しましょう。
キルログで、ノックダウンしている人数が何人いるかを確認することで大体状況が読める筈です。
敵にノックダウンしている人が多い場合、人数有利を使って簡単に敵部隊を倒すことが出来ます。
まとめ
今回は、初心者向けにAPEXの基本の立ち回りについて解説しましたが、どうでしたか?
ここに記載している立ち回りは、基本的に、撃ち合いが強くない方向けの保守的な内容となっていますが、撃ち合いの強いプロのプレイヤーの配信を見ていても、これらの立ち回りが出来ているチームは強いです。
(たまに、全く関係なく、エイム力で敵をなぎ倒せる人たちも存在していますが…)
撃ち合いが強くない人は、自分や味方がノックダウンしないように心がけ、味方をカバーする意識を持って立ち回ることが大事です。
そのように立ち回ることで味方は「この人やりやすいな」と感じてくれるはず。
チームプレイが重要なゲームなので、思いやりを持ってチームメンバーと助け合いながら戦うことを意識すると、誰とでも合わせて戦うことのできる、より魅力的なプレイヤーに成長できるのではないかと思います。
質問や、指摘等ありましたら、お問い合わせやTwitterでお気軽にご連絡くださいね。
それでは、良いAPEXライフを!